ウインドルーブル（1990年生、母キョウエイアイドル）

ウインドルーブル（1990年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時10歳）と交配したキョウエイアイドルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）福田牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害2戦0勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月18日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

3歳（1993年）

4月10日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大崎昭一騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた12戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハンピンプリンスをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた13戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4歳（1994年）

3月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた14戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の筑前特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（7戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

10月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。