フィオリーナ（2001年生、母ライツブリンキング）

フィオリーナ（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時10歳）と交配したライツブリンキングが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般F9。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額800万円（4万×200口）で一口馬主が募集された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月15日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

7月24日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚がパッとせず最後はシルバーウイングと並んで17着同着となった。

9月20日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた6戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般F10（高知ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセントリーガルに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた8戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般F8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、一般F8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月10日、連闘で迎えた11戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた12戦目は、畜産科特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた13戦目は、一般F6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーロナウドから7馬身差の2着となった。

3月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般F4（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で上田将司騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた17戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた18戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般F10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（10戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

7月24日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、一般F11（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（11戦1勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般F10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（12戦1勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般F9（高知ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルタカオリオンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

9月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般F7（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。