カミンスルーザライ（2003年生、母ガルデーニエ）

カミンスルーザライ（2003年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スコットランドの古民謡。日本名は『故郷の空』」。毛色は芦毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時16歳）と交配したガルデーニエが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,500万円（15万×100口）で一口馬主が募集された。

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

4月15日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた2戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩崎祐己騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた5戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

4歳（2007年）

10月30日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコナンボーイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（2008年）

4月30日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホワイトアローに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったデルタウイングから2馬身半差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた10戦目は、豊富ミルク賞（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったドリームステージから2馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキラブに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた14戦目は、沼田町夜高あんどん祭り第32回記念特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。