グルモン（2011年生、母パヒューメリー）

グルモン（2011年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「香水の種類の一つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンズ（当時15歳）と交配したパヒューメリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B2。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

6月15日、デビュー戦は小野寺祐太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた3戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた4戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアルファルミエールを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のフライバイナイトに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の福井県畜産協会長賞3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ドリームマーチにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

10月7日、中2週で迎えた7戦目は、金沢学生競馬サークル創立杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダイワベンチャーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したスガノギムレットを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエキスカベイターを次元の違う末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

12月3日、中3週で迎えた10戦目は、一般B2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、トウショウエディタに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた11戦目は、鎮火フェスタ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラブオールウェイに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2015年）

1月12日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、木下智史笠松競馬来場記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月1日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。