グラスボイジャー（2016年生、母グラスブロード）

経歴

デビュー前

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

11月17日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月16日、中3週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2019年）

3月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、伸びてきたブラックアウト決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウユークロガヨカに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月25日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

8月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のシルバーストーンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

11月30日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（6戦2勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

4歳（2020年）

1月11日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの頌春賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

2月29日、中6週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（8戦2勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（9戦2勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

7月12日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの天の川賞（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木幡巧也騎手（10戦2勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの大倉山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5歳（2021年）

1月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（11戦2勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

1月16日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの頌春賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（12戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

1月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（13戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

5月1日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡巧也騎手（14戦2勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

7月11日、中9週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの彦星賞（福島ダート1150m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で木幡巧也騎手（15戦2勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のスリーピートに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

11月7日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡巧也騎手（16戦3勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず15着に終わった。

6歳（2022年）

1月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの江戸川ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

3月26日、中8週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上3勝クラスの春風ステークス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（17戦3勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

6月5日、中9週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた23戦目は、3歳以上3勝クラスの麦秋ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（18戦3勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

2022年6月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。