カネノルーキーオ(1998年生、母ソシュウリュウエン)

Kaneno Rookie O

1998.05.22

カネノルーキーオ(1998年5月22日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス(当時11歳)と交配したソシュウリュウエンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山 忠則。戦績は、地方27戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

冨田光吉厩舎(名古屋)へ入厩。

2歳(2000年)

11月13日、デビュー戦は横川健二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド名古屋ダート800m 晴/良)に出走。馬体重は442kg。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュゴールド名古屋ダート800m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で横川健二騎手(1戦0勝)。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月6日、連闘で迎えた3戦目は、3歳名古屋ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で横川健二騎手(2戦0勝)。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳名古屋ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で横川健二騎手(3戦0勝)。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳(2001年)

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳名古屋ダート800m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で横川健二騎手(4戦0勝)。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手(1戦0勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったサツキブライトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、伸びてきたゴールデンジョージ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月13日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳笠松ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手(3戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウイニングスキーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手(4戦0勝)。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のノーマンクインに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中2週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るベッスルキセキを半馬身差し切って優勝

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は坂井薫人騎手(5戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ツルノローラーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手(6戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったビーマイマックスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手(7戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月6日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/不良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手(8戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた17戦目は、3歳笠松ダート1400m 雨/不良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は坂井薫人騎手(9戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったワイエスゴールドに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中1週で迎えた18戦目は、3歳笠松ダート1400m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手(10戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4歳(2002年)

1月23日、中3週で迎えた19戦目は、一般C18笠松ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手(11戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイガーキャリバーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

2月10日、中2週で迎えた20戦目は、一般C9笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手(12戦2勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月25日、中1週で迎えた21戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C14笠松ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヤクモトロットに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10笠松ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は坂井薫人騎手(13戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ベルモントブレイブにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C4笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手(14戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったマルタカブームに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手(15戦2勝)。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンエイトップワンを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

5月17日、中2週で迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C1笠松ダート1600m 雨/不良)に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は坂井薫人騎手(16戦3勝)。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

8月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、一般B14 C3笠松ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手(17戦3勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。