タイガーキャリバー（1998年生、母パールエブロス）

タイガーキャリバー（1998年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のリュウズイショウ（当時17歳）と交配したパールエブロスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川英明。戦績は、地方36戦8勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

水谷初日出厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2001年）

3月2日、デビュー戦は仙道光男騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、カミアラシにハナ差交わされて2着となった。

4月6日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったアサケザクラに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベッスルキセキに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた6戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウララシーズンをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は仙道光男騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のオーゴンリューに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

1月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カネノルーキーオに交わされて3馬身差の2着となった。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は仙道光男騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマーチイットーに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るクニノアンカーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（13戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（14戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた24戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（15戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた25戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、キヌガサフドウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた26戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトウジンロレアルをアタマ差振り切って制した。

12月16日、中2週で迎えた27戦目は、一般C10（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヤヨイクインに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

4月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、一般C9 11（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（18戦5勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月4日、中5週で迎えた29戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（19戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のシュバルウイングをクビ差振り切って7勝目を挙げた。

6月23日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた30戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（20戦6勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた31戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（21戦6勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ブラウンナナに交わされて7馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（22戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のファインカイザーを半馬身振り切って8勝目を収める

8月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で仙道光男騎手（23戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ゴールデンジョージに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた34戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月1日、中3週で迎えた35戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。