ファインカイザー（1999年生、母ミチカイザー）
Fine Kaiser
1999.05.11
ファインカイザー（1999年5月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のワカオライデン（当時18歳）と交配したミチカイザーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は芦谷 清太。戦績は、中央平地1戦0勝、地方31戦5勝2着12回。2002年の新春ジュニア(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
阿部充知厩舎（新潟）へ入厩。
2歳（2001年）
7月7日、デビュー戦は榎伸彦騎手を鞍上に据えて、2歳（三条ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイスアッパーから2馬身半差の2着に敗北した。
8月15日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズカパトリオットから1馬身半差の2着に敗北した。
9月8日、中2週で迎えた3戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、2歳（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月25日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストルーチェに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月28日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月7日、中0週で迎えた6戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、2歳A1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったハニーオブハーンから1馬身半差の2着となった。
11月21日、中1週で迎えた7戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。
3歳（2002年）
1月1日、中5週で迎えた8戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ジュニア（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキウィダンスからクビ差の2着に惜敗した。
2月16日、中6週で迎えた9戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。
7月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。
4歳（2003年）
6月2日、約11か月の休み明けで馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた11戦目は、一般C8 10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドラベルに約11馬身の大差をつけて休養明け初戦を制した。
6月23日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。
7月13日、中2週で迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、シルクセンチュリーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
7月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したタイガーキャリバーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
8月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9 11（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケイエスクインに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
9月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サンガッディスに半馬身交わされて2着に敗北した。
10月15日、中5週で迎えた17戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のドリームアミーゴに1馬身半の差をつけて制した。
11月25日、中5週で迎えた18戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、最後はマルタカウランと並んで3着同着となった。
12月18日、中2週で迎えた19戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般B16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
5歳（2004年）
1月2日、中1週で迎えた20戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に敗れた。
1月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ノノアルコサツキに交わされて1馬身半差の2着となった。
2月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。
2月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた23戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B15（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
4月8日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた25戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。
4月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤシャボサツに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
5月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トモコマジックにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
6月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルタカダイヤに交わされて2馬身半差の2着となった。
7月12日、中2週で迎えた30戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメイショウゴーリキに1馬身の差をつけて制した。
7月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリバービューティーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた32戦目は、秋分特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（12戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。