スズカパトリオット（1999年生、母トウコウミドリ）

スズカパトリオット（1999年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時11歳）と交配したトウコウミドリが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害1戦0勝、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ラッキー牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」と「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、ラッキー牧場から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、永井商事によって367.5万円で落札された。

高橋道雄厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（2001年）

4月22日、デビュー戦は森川一二三騎手を鞍上に据えて、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森川一二三騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサファリプレイズから7馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森川一二三騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森川一二三騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカイチシービーからクビ差の2着となった。

8月15日、中5週で迎えた5戦目は、2歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森川一二三騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファインカイザーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中5週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で森川一二三騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

10月28日、中4週で迎えた7戦目は、2歳オープンのペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森川一二三騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、2歳A1（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は森川一二三騎手（7戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラスカルハリケーンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2002年）

1月12日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた13戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた15戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月8日、中9週で迎えた16戦目は、3歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く最後はパーターノスターと並んで10着同着となった。

6月23日、中1週で迎えた17戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

7月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた19戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた20戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた21戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月29日、中8週で迎えた23戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B2（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

4歳（2003年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた25戦目は、中村剛士騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた26戦目は、つつじ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村剛士騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村剛士騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた32戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた33戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月14日、連闘で迎えた34戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた36戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、洋服のもとせ屋特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた38戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた39戦目は、（株）三崎ストアー特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた40戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。