コウチベルテクス（2000年生、母メロディスキー）

コウチベルテクス（2000年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋頂点」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時10歳）と交配したメロディスキーが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地2戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2003年ののり子さん35年ラブラブカップ(C3)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、清水牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、細谷よしのによって525万円で落札された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

6月15日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は518kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦ののり子さん35年ラブラブカップ（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のストレッチアゲンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。