ドゥラセア（2013年生、母レックスレイノス）

ドゥラセア（2013年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「海、Ｄｅ　ｌａ　Ｍａｒ（仏）より＋海、Ｓｅａより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時15歳）と交配したレックスレイノスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方19戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の萌の事は俺が守る!萌LOVEドッきゅん!。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中辻明によって1,575万円で落札された。

日吉正和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月23日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3歳（2016年）

1月9日、中6週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武幸四郎騎手（5戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武幸四郎騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で武幸四郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で武幸四郎騎手（8戦0勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で武幸四郎騎手（9戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

8月27日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で武幸四郎騎手（10戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の萌の事は俺が守る!萌LOVEドッきゅん!（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のショウケンガールをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月18日、中2週で迎えた13戦目は、秋麗特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた14戦目は、立冬賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた15戦目は、あなたの街にサンタは来るで賞（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦のうどんサミットin熊谷賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るモーライオーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

4歳（2017年）

1月11日、中2週で迎えた17戦目は、目利き番頭船えもんカップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、アルトサックスに交わされて2馬身差の2着となった。

2月9日、中3週で迎えた18戦目は、駿光賞（船橋ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

2月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、べに梅賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったドゥーアールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のツグミ賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。

5月3日、中6週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた22戦目は、夏椿特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストワークスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月19日、中2週で迎えた23戦目は、ほたる賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた24戦目は、最強、ずぶぬれよみうりランド賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で和田譲治騎手（12戦2勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。

7月24日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で和田譲治騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた26戦目は、利根川特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で和田譲治騎手（14戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイアムヒラケゴマにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中3週で迎えた27戦目は、幕張賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で和田譲治騎手（15戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

9月27日、中2週で迎えた28戦目は、木更津特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で和田譲治騎手（16戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた29戦目は、道志川特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で和田譲治騎手（17戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた30戦目は、養老渓谷特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で和田譲治騎手（18戦2勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に敗れた。