チェリーテースト（1991年生、母ダイアナソロン）

チェリーテースト（1991年3月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時20歳）と交配したダイアナソロンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地7戦3勝。主な勝ち鞍は1994年のエーデルワイスステークス(900万下)。

経歴

デビュー前

嶋田功厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

3月26日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のダイワアスカに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウコウニクラウスに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

6月11日、中3週で迎えた4戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のインタークレバーを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4歳（1995年）

3月26日、約9か月半の休養明けで迎えた5戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

10月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上900万下の神奈川新聞杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

5歳（1996年）

7月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、レインボーステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって9着に終わった。