モルフェターントゥ（2003年生、母モルフェブルボン）

モルフェターントゥ（2003年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋血統より」。毛色は鹿毛。種牡馬のニューイングランド（当時6歳）と交配したモルフェブルボンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のアルキオネ特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月23日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は524kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて5着に終わった。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3歳（2006年）

3月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4歳（2007年）

4月18日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、門別平取町軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた6戦目は、一般D3-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビートボックスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、連闘で迎えた7戦目は、日高管内軽種馬生産振興会賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイスターシャーレに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた9戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイワンダフルに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、連闘で迎えた10戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイキラーから2馬身差の2着に敗北した。

6月13日、中1週で迎えた11戦目は、室蘭白鳥大橋特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた12戦目は、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、ティコ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月4日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アルキオネ特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキアムールに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、タヤスツヨシ賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた17戦目は、レギュラーメンバー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた18戦目は、鵡川カネダイ大野ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

5歳（2008年）

2月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた19戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

2月26日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3月12日、中1週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた21戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は坂本和也騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。