ホウショウウィンド（1991年生、母アイエステンジン）

ホウショウウィンド（1991年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイワパッサー（当時16歳）と交配したアイエステンジンが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は藤田一行。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回、地方22戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

3月5日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた3戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、抜け出したドウカンショウリにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のダンスチャーターに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田村正光騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

9月18日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で田村正光騎手（7戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田村正光騎手（8戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のショーアップに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月13日、中5週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で田村正光騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、T.ジャルネ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’94インターナショナルジョッキーズ2（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（1995年）

8月12日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

11月12日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は矢原洋一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

5歳（1996年）

6月23日、約6か月の休み明けで迎えた19戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中4週で迎えた20戦目は、戸梶由則騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月13日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、一般C1-1（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸梶由則騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中4週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸梶由則騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた23戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山北隆士騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月26日、中4週で迎えた25戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた26戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1997年）

1月1日、中3週で迎えた27戦目は、一般C5-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルエクシードから1馬身差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた28戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般C5-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノコスモスに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

2月24日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳留康豊騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた32戦目は、一般C5-9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で徳留康豊騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた33戦目は、一般C6-6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で徳留康豊騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた34戦目は、一般C6-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で徳留康豊騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた35戦目は、一般C6-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で徳留康豊騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般C6-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で徳留康豊騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた37戦目は、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で徳留康豊騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中5週で迎えた38戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で徳留康豊騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた39戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で徳留康豊騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた40戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。