ワールドプレミア（2006年生、母ポインテッドパス）

ワールドプレミア（2006年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界規模での映画の初回上映会」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時8歳）と交配したポインテッドパスが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般D3-1。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額1億円（250万×40口）で一口馬主が募集された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月16日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。17頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

3歳（2009年）

10月21日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヨツバノクローバーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2010年）

5月4日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた3戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、イーバンクから楽天銀行賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた4戦目は、こもれびの里日高町賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキングロマネスクに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。