カリナン（2007年生、母オースミジュエリー）

カリナン（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「原石が最大のダイヤモンド」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時10歳）と交配したオースミジュエリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方34戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

6月6日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

7月24日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた4戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月31日、中0週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2011年）

1月18日、中2週で迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったクリスタルゴールドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田雄大騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったヴァリーガールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田雄大騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた16戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

6月9日、連闘で迎えた17戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田雄大騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

7月21日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた20戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田雄大騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田雄大騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月18日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田雄大騎手（9戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田雄大騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、オヒメサンに交わされて1馬身差の2着となった。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったフェスティナレンテに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月20日、連闘で迎えた26戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったブレスユーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月23日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

5歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本剛志騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本剛志騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本剛志騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で松本剛志騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で松本剛志騎手（11戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

3月8日、連闘で迎えた36戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で松本剛志騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で松本剛志騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた38戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。