グリーンアトラス（1996年生、母Martinova）
Green Atlas
1996.03.15
グリーンアトラス（1996年3月15日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のIndian Ridge（当時11歳）と交配したMartinovaが19歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3。
経歴
デビュー前
グリーンファーム愛馬会にて総額4,000万円（8万×500口）で一口馬主が募集された。
佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1999年）
8月8日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
8月22日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。
4歳（2000年）
8月12日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。
10月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノギフトに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月22日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライトウェブから1馬身半差の2着に敗北した。
11月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスプロテクターに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。
11月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月12日、連闘で迎えた9戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルゲージに1馬身半の差をつけて優勝
12月24日、中1週で迎えた10戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（2001年）
1月3日、中0週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月30日、中3週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモズグレイションに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
2月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山伸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナインカラットに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。
3月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高山伸一騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスリルスナイパーに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。
4月14日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスパレスに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジェンツマズルから1馬身半差の2着となった。
5月6日、連闘で迎えた18戦目は、嶋崎公治騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月14日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノプロローグに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月15日、中4週で迎えた20戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリリーパヒュームから約10馬身差の2着に敗北した。
7月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイスカイに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
12月23日、約6か月の休養明けで迎えた22戦目は、岡元隆太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。