トップワンシーダー（1984年生、母サンメゾネツト）

トップワンシーダー（1984年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジヨツギング（当時17歳）と交配したサンメゾネツトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は寺下義一。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害11戦0勝2着2回、地方18戦7勝。主な勝ち鞍は1988年のC2イ。

経歴

デビュー前

井上正厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1986年）

8月21日、デビュー戦は倉知三千紀騎手を鞍上に据えて、馬体重は438kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムーンストリームに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のサンライズ特別（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉知三千紀騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の中京盃（中京(地)芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で倉知三千紀騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、鞍上は倉知三千紀騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロツキーオークスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の水仙特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉知三千紀騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトファイターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（1987年）

1月29日、中7週で迎えた7戦目は、鞍上は3戦連続で倉知三千紀騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の紅梅特別（名古屋ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉知三千紀騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のステツプフオワードをクビ差制して4勝目をつかんだ。

3月18日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉知三千紀騎手（7戦4勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた10戦目は、C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉知三千紀騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉知三千紀騎手（9戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のルイスマミイに4馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

12月2日、中1週で迎えた12戦目は、C3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で倉知三千紀騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノヒユウマに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

12月21日、中2週で迎えた13戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉知三千紀騎手（11戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1988年）

1月17日、中3週で迎えた14戦目は、福寿草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉知三千紀騎手（12戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた15戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタージヤガーに1馬身の差をつけて7勝目を手中に収めた。

3月23日、中4週で迎えた16戦目は、錦特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で半杭議騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた17戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半杭議騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた18戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は倉知三千紀騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月16日、約3か月の休み明けで迎えた19戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の不知火特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた22戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月19日、中3週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた27戦目は、平田秀也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノオズボーンから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1989年）

1月21日、中3週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた29戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンエムブラッサムから9馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中1週で迎えた30戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた31戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月25日、連闘で迎えた32戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（9戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月8日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村卓士騎手（10戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。