サトノルフィアン（2019年生、母ヴィヴァシャスヴィヴィアン）

サトノルフィアン（2019年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+荒くれ者」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時19歳）と交配したヴィヴァシャスヴィヴィアンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンセットクラウドをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

3月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラスのフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの春日井特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

9月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（3戦1勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（4戦1勝）。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた7戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

4歳（2023年）

1月15日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレッドラマンシュを半馬身振り切って2勝目をつかんだ。

2月19日、中4週で迎えた10戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

5月7日、中6週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの立川特別（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビーアイオラクルをクビ差振り切って3勝目を手にした。

6月25日、中6週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの甲州街道ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAアプリリリース記念（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた15戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの馬事公苑リニューアルオープン記念（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

12月17日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの御影ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、エンペラーワケアに交わされて3馬身半差の2着となった。

5歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したモズリッキーに半馬身届かず2着に敗北した。

1月27日、中2週で迎えた18戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの銀蹄ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。