モズリッキー（2019年生、母テアトロレアル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、キャピタル・システムによって935万円で落札された。

3歳（2022年）

2月20日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったレオノーレに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3月13日、中2週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴァンダービルトを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のココシルフィードに8馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月5日、中9週で迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロノシュンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中2週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

11月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスのドンカスターカップ（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のケルンコンサートを3/4馬身振り切って久方ぶりの一戦を制した。

12月18日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上3勝クラスの御影ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に敗れた。

4歳（2023年）

2月18日、中8週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの播磨ステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したワルツフォーランを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの鳴門ステークス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（4戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、伸びてきたケイアイロベージ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

4月15日、中3週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの天満橋ステークス（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月25日、中9週で迎えた11戦目は、3歳以上3勝クラスの花のみちステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松山弘平騎手（6戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

12月17日、約6か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上3勝クラスの御影ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で松山弘平騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2024年）

1月6日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松山弘平騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサトノルフィアンを半馬身振り切って勝利をモノにする

3月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、ポラリスステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松山弘平騎手（9戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。