モエレローズ（2003年生、母シンコウローズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、シンコーファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、中村畜産によって1,417.5万円で落札された。2歳のとき、中村和夫から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

8月23日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月27日、中3週で迎えた3戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングブラキオンに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた4戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2007年）

3月6日、約16か月の休養明けで迎えた5戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D8一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホリノトクノオーを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D9一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマンリョウベガをハナ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

4月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上D6三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂本和也騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るカルストンアルプスを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本和也騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクスナイパーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月2日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂本和也騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカルストンアルプスを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

5月29日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本和也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンリュウカイザーを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂本和也騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したハイジノココロに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C5二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂本和也騎手（7戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂本和也騎手（8戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂本和也騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂本和也騎手（10戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では超凡な末脚を披露したが、4着に終わった。

9月27日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂本和也騎手（11戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で坂本和也騎手（12戦4勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

10月23日、中1週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラガースマイルに1馬身の差をつけて制した。

11月13日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したステイトゲストを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（13戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

12月11日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

5歳（2008年）

1月14日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

1月24日、中0週で迎えた24戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（14戦4勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。