キングブラキオン（2003年生、母フラワーダンサー）

キングブラキオン（2003年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時8歳）と交配したフラワーダンサーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、地方41戦5勝2着3回。2006年のシャクシャイン特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2005年）

6月8日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中7週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野望騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月27日、中5週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレローズから半馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた7戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のトカチホールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2006年）

4月19日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小野望騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバタービーンに2馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

5月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレスリーストンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

6月15日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の薫風特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイコウタイムを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をゲットした。

7月4日、中2週で迎えた13戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのシャクシャイン特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンテから半馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（6戦2勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、JA帯広かわにし特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（8戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた18戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた19戦目は、ふたご座特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた20戦目は、日高管内商工会青年部特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ホテル四季の風特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4歳（2007年）

4月19日、約5か月半の休養明けで迎えた22戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

5月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた24戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた25戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた26戦目は、室蘭白鳥大橋特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた28戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アケルナル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月24日、中1週で迎えた29戦目は、リゲル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた30戦目は、馬人特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月18日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、コールサック特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた32戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレフクキタに2馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

10月17日、中1週で迎えた33戦目は、アグネスワールド賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた34戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B3一（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月25日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた35戦目は、一般B3三（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた37戦目は、未知の駒会賞（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5歳（2008年）

1月6日、連闘で迎えた38戦目は、一般B3二（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本浩司騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のドーリーゴンザレスをクビ差振り切って5勝目を手に入れた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本浩司騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月13日、中2週で迎えた40戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で関本浩司騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた41戦目は、石桜杯（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で関本浩司騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。