イケノムラダイオー（2000年生、母ノムラダンサー）

イケノムラダイオー（2000年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「行け、ノムラダイオー（過去の所有馬）」。毛色は鹿毛。種牡馬のイブンベイ（当時16歳）と交配したノムラダンサーが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は福岡清。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のナイスステッキ特別。

経歴

デビュー前

川勝歩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

7月1日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 小雨/不良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2003年）

2月6日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月26日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスステッキ特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサンパティークをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月11日、中4週で迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

6月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の紫陽花特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた10戦目は、3歳戦の水芭蕉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったゼッケンナンバーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月3日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた14戦目は、東金特別（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月11日、中6週で迎えた16戦目は、銀河特別（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4歳（2004年）

6月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

8月2日、中0週で迎えた20戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、一般C1七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。