モズゴールドメダル（2019年生、母モズキンメダリスト）

モズゴールドメダル（2019年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+金メダル」。毛色は芦毛。種牡馬のグランプリボス（当時11歳）と交配したモズキンメダリストが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坪田晃宜。主な勝ち鞍は2021年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

8月28日、デビュー戦は小林脩斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林脩斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のハローメリールーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2022年）

1月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林脩斗騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

7月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

11月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で永島まなみ騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2022年12月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

4歳（2023年）

1月11日、中5週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったレジェンドセプターを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレリスタットをクビ差振り切って久々に勝ち星を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、コショウノキ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、魚梁瀬森林鉄道特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったガイフウカイセイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、ジンチョウゲ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したケルントナーに半馬身届かず2着となった。

4月8日、中2週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラスティユースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月22日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、穀雨特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホウオウジャッジにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、向暑特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月10日、中2週で迎えた18戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したメガフロートを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、夏至特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のホワイトレッグスを半馬身振り切って4勝目を掴み取った。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したバーナードループを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月23日、中1週で迎えた21戦目は、猿田洞特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランドボヌールを差し切れず、2馬身差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた22戦目は、五位山緑地公園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したナムラブルを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般B4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったナムラブルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた24戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、五色の浜特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のミラク特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた26戦目は、教養C願書受付中特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた27戦目は、岩崎周吾生誕祭特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったモンサンラファータに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、風の里公園特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で多田羅誠也騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた29戦目は、鳥取和牛特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で多田羅誠也騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったジョーロノに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で迎えた30戦目は、高知城特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で多田羅誠也騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に終わった。

5歳（2024年）

1月7日、連闘で迎えた31戦目は、牝馬限定戦のベラトリックス特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

デビュー前

宮路洋一厩舎（高知）へ入厩。

1月30日、中2週で迎えた32戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、柏島特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた33戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた34戦目は、生産法人設立記念特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた35戦目は、べひべひ聖誕祭特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた36戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般B4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月28日、中1週で迎えた38戦目は、渡辺彩夢特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。