ノギノフラワー（1997年生、母リンゴーソプラノ）
1997.05.15
ノギノフラワー（1997年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のビソウサウス（当時7歳）と交配したリンゴーソプラノが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は柏尾 師允。戦績は、地方32戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、柏尾師充から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。
山口健治厩舎（宇都宮）へ入厩。
2歳（1999年）
8月9日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったノムラグレードワンから3馬身差の2着となった。
8月27日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月10日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカチドキに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（2000年）
7月14日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月16日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノスターから2馬身差の2着に敗北した。
9月5日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系一般Cイ（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で平沢則雄騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。
9月20日、中1週で迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般Cイ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーアタックから1馬身半差の2着となった。
10月20日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般Cロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月4日、中1週で迎えた11戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のとちぎアラブ王冠（宇都宮ダート2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般Cロ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月27日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系一般Cイ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
4歳（2001年）
1月6日、中0週で迎えた15戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。
6月11日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトライバルヒカリを捕まえ切れず、8馬身差の2着に敗北した。
6月24日、中1週で迎えた20戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた21戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミスアラジンに約12馬身の大差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
7月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワールドエンペラを半馬身振り切って3勝目を手に入れた。
8月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
9月15日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた25戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
10月14日、中1週で迎えた26戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。
10月28日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。
11月11日、中1週で迎えた28戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は池田敦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。
12月9日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
5歳（2002年）
1月4日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。