ワールドエンペラ（1997年生、母リフレクション）

ワールドエンペラ（1997年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時13歳）と交配したリフレクションが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）西川富岡牧場。戦績は、地方42戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永ファームから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

6月20日、デビュー戦は鶴田知久騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は410kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤスノエクセレントに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

3歳（2000年）

1月3日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月22日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

6月21日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、成松修一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイヤモンドルビーをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

7月21日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（2戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で成松修一騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月7日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は成松修一騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた19戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた22戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は成松修一騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月14日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で成松修一騎手（10戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で成松修一騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で成松修一騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月16日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で成松修一騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゴールドフライヤにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で成松修一騎手（14戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で成松修一騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノギノフラワーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月12日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で成松修一騎手（16戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で成松修一騎手（17戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた35戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は成松修一騎手（18戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた37戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で成松修一騎手（19戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルサターンに交わされて2馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で成松修一騎手（20戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた39戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で成松修一騎手（21戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

12月16日、中2週で迎えた40戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で成松修一騎手（22戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で成松修一騎手（23戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

5歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で成松修一騎手（24戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。