デスティネイション（2014年生、母ライフストーリー）

デスティネイション（2014年5月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「目的地」。毛色は鹿毛。種牡馬のストリートセンス（当時10歳）と交配したライフストーリーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2017年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月21日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンマルエンパイアを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ロードアルペジオに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

9月18日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（2018年）

2月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた10戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

6月16日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

5歳（2019年）

1月10日、約5か月半の休み明けで迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、寒椿特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったファウストを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

2月14日、中4週で迎えた15戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、バレンタインデー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のドリームポリーニをアタマ差振り切って久方ぶりに勝利を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた16戦目は、見て見て!南関東地方競馬チャンネル賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のレオサーパスに6馬身の差をつけて3勝目を収める

4月17日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のサッポロビールを飲もう☆スクラッチ賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したクリスタルバブルスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月31日、約4か月半の休み明けで迎えた18戦目は、ハンデ戦の伏姫特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた19戦目は、秋の空特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の岩手競馬特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた21戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で繁田健一騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の香取特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で繁田健一騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

6歳（2020年）

2月20日、中9週で迎えた23戦目は、ハンデ戦のアメジスト特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で繁田健一騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不撓のガッツで渋太く粘り続けて先頭に立ち、最後は2着のテイクトゥモローを半馬身振り切って4勝目を掴み取った。

3月23日、中4週で迎えた24戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の芝桜特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のかまいるか特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた27戦目は、青葉特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、入梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

7歳（2021年）

4月2日、約10か月の休養明けで迎えた29戦目は、アリエス特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた30戦目は、ビートロック特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

5月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、青葉特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。