3歳以上500万下

レース展開

イイデファイナルがハナに立つ形、そのすぐ後ろを進むデスティネイションとフォレストタウン

イイデファイナルが逃げを打つ恰好となり、リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。2番手にデスティネイションとフォレストタウンが並ぶ。その直後、トウショウコマンチ、アポロテキサス、ショウナンバローネらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、トウカイパイロとライトブリンガーは中団前寄り。ロードアルペジオとシゲルオカピは中団馬群のど真ん中を併走。リリーシューターとゼンノブレーメンは中団後方の位置取り。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはサーサルヴァトーレとエクロジオン。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはテイエムチューハイ。少し離れたシンガリにアドヴァンスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ロードアルペジオが中団後方から力感溢れる末脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はデスティネイションでリードは体半分。2番手にフォレストタウンが続く。その後ろ、イイデファイナルとショウナンバローネが3番手。1馬身離れて、トウショウコマンチとアポロテキサスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける14番人気のデスティネイション。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたロードアルペジオが凄まじい末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、途中から先頭に立ったデスティネイションが続き、2着とクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置からキレのいい末脚を繰り出した2番人気のトウショウコマンチが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたフォレストタウンが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたショウナンバローネが食い込んだ。1番人気のテイエムチューハイは最後方にいたが前に届かず8着に敗れた。