ビスタストリカ（2016年生、母イストワール）

ビスタストリカ（2016年1月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歴史観（伊）。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時9歳）と交配したイストワールが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月1日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したナーゲルリングを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた4戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

3歳（2019年）

1月14日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く最後はキシュウブライトと並んで7着同着となった。

3月16日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月25日、中9週で迎えた7戦目は、B.アヴドゥラ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

7月6日、中5週で迎えた8戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のブルーエクセレンスをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい17着に終わった。

4歳（2020年）

3月15日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

5月10日、中7週で迎えた11戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

10月5日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、アンタレス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月16日、中9週で迎えた14戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、開設10周年記念ジョイホース横浜賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

5歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、千客万来賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた16戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた17戦目は、姫金魚草賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、幻!秘境八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた19戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

5月26日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

6月4日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和ジョッキーズラウンド（2）（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月16日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、神尾香澄騎手を鞍上に迎えて、一般C1一二三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で神尾香澄騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた24戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、やまなみ五湖「奥相模湖」賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた25戦目は、紅蓮賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤裕人騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた26戦目は、中越琉世騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、4着に入り込んだ。

11月10日、中3週で迎えた28戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた29戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中越琉世騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6歳（2022年）

1月4日、中2週で迎えた30戦目は、十人十色の予想士軍団賞Vol.6（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中越琉世騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古岡勇樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3月4日、中3週で迎えた32戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた33戦目は、幸手の桜トンネル賞（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2九十（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ヒラマサ賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた36戦目は、バショウカジキ賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。