トモジャオーサム（2015年生、母アートオブダンサー）

トモジャオーサム（2015年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋凄い」。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時21歳）と交配したアートオブダンサーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、吉冨学によって1,728万円で落札された。

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

4月1日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月26日、中4週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

6月23日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

8月29日、中5週で迎えた6戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三室山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキクノエスペルトに詰め切れず、1馬身差の2着となった。