ヒガシブライトン（1996年生、母ヘイアンビガー）

ヒガシブライトン（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時8歳）と交配したヘイアンビガーが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）旭牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の一般C3四イ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、旭牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

沢峰次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

10月3日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた2戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた3戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

4歳（2000年）

4月23日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1250m 雨/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月3日、中0週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、山寺特別（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンヤマトから4馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた8戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、一般C6（上山ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンヤマトから1馬身半差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6ハ（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリールメティオに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（上山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアクセルターボをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月13日、中2週で迎えた11戦目は、一般C6イ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロードシュタインに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロードシュタインに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンエルプラドから3馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5イ（上山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピークリエイタに3/4馬身の差をつけて5勝目を手にした。

11月28日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた15戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C3七アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るタフネスランナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3四アイ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサカカウンセラーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

5歳（2001年）

1月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3五ウ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のチーマをハナ差振り切って8勝目を手にした。

3月15日、中4週で迎えた19戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマキバティアラにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月23日、中2週で迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月30日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3三ウ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったストロベリームーンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。