キタノソワレ（2021年生、母チャームラブ）

Kitano Soiree

2021.05.07

キタノソワレ（2021年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母母母名」。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時10歳）と交配したチャームラブが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬 正。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、対馬正から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、キタジョファームによって231万円で落札された。

本間忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月12日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のイーサンハンターをクビ差振り切って初白星を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

3歳（2024年）

4月14日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

5月12日、中3週で迎えた4戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、T.T.オシェア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月27日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のライトニングゼウスを3/4馬身振り切って久方ぶりの実戦を制した。