レッドベルジュール（2017年生、母レッドファンタジア）

レッドベルジュール（2017年4月6日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「冠名＋美しい日（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時15歳）と交配したレッドファンタジアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦2勝。2019年のデイリー杯2歳ステークス(G2)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額7,000万円（17.5万×400口）で一口馬主が募集された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

6月23日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウボサツを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月9日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のウイングレイテストに1馬身半の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

12月15日、中4週で迎えた3戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯フューチュリティステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

2020年10月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。