メイショウフォイル（2017年生、母メイショウイザヨイ）

メイショウフォイル（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時14歳）と交配したメイショウイザヨイが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月20日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、6着を確保した。

11月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

3歳（2020年）

3月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の盛春賞（a）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたホウオウジョーカー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中4週で迎えた5戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のモズナガレボシを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月26日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で泉谷楓真騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したペイシャノリッジを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で泉谷楓真騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったケイアイワイプに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で泉谷楓真騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で泉谷楓真騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4歳（2021年）

1月28日、中9週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップミネルヴァ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハクサンライラックを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

3月7日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの由布院特別（小倉ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は泉谷楓真騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月13日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの桑園特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの報知杯大雪山特別（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの相馬特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で泉谷楓真騎手（11戦1勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5歳（2022年）

2月20日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの川西特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月18日、約7か月の休養明けで迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（12戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月17日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2022ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京2戦（中京ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

6歳（2023年）

2月26日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず12着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラスの山陽特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラスの御池特別（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月25日、中7週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの舞子特別（阪神芝1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月11日、中6週で迎えた27戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、園田サマーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた28戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B1（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月13日、中4週で迎えた29戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、DASH観音寺特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

2021年2月4日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。