2022ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京2戦

レース展開

ターニングアップが先陣を切る形、その半馬身後ろを進むサイモンルピナス

ターニングアップが端をきり、半馬身のリードで集団を先導。2番手にサイモンルピナスが続く。その直後、ワンダースティング、アレクサンドラ、ゼンカイテンらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、タイキフォースは中団前め。アウリガテソーロとセイイーグルは中団馬群の真ん中を併走。アイアンムスメとブルーコンパクタは中団後方の位置取り。その後ろ、ゴーストレートが11番手。後方7番手でジックリと折り合いに専念するのはメイショウフォイル、ベッサラビア、フォーチュンテラーら3頭。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはブリエヴェール。少し離れた殿にクロッチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2022ヤングJシリーズファイナルラウンド中京2戦、タイキフォースが早めに動いていく強気な立ち回りで3勝目を収める

先頭はサイモンルピナスでリードは体半分。2番手にターニングアップとワンダースティングが続く。その直後、タイキフォースとゼンカイテンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいたタイキフォースが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、後方3番手の位置から素晴らしい伸び脚で猛進した1番人気のフォーチュンテラーが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から息の長い末脚を繰り出したワンダースティングが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく2番手で直線を迎えたターニングアップが入線、さらに3馬身半差の5着には、中団後方にいた16番人気のアイアンムスメが食い込んだ。2番人気のゴーストレートは中団にいたがいいところなく10着に敗れた。