バンブーオアシス（1985年生、母デボニヤバンブー）

バンブーオアシス（1985年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のバンブーアトラス（当時6歳）と交配したデボニヤバンブーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンブー牧場。戦績は、中央平地5戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月6日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったクモギリマルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、勝ったキングブレハットにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩元市三騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったグロウソブリンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩元市三騎手（3戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた5戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。17頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルシゲパワーに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。