シロキタロベルト（1996年生、母ザカリフ）

Shirokita Roberto

1996.04.25

シロキタロベルト（1996年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時17歳）と交配したザカリフが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日の出牧場。戦績は、中央平地13戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

11月7日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は480kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

3歳（1999年）

2月27日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

3月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

4月24日、中5週で馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた5戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り 雨/良）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキングピットニーを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G3の京都4歳特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦1勝）。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったエイシンエーケンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月6日、連闘で迎えた8戦目は、4歳500万下のかきつばた賞（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったゼンノスプーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月3日、中3週で迎えた9戦目は、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4歳（2000年）

7月16日、約12か月半の休養明けで迎えた10戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下のインディアトロフィー（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月3日、中1週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦0勝）。17頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に終わった。