ケイシュウプライム（1997年生、母キョウエイミヤコ）

ケイシュウプライム（1997年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジツクミラー（当時15歳）と交配したキョウエイミヤコが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方20戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

12月10日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバクシンロマンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

1月8日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の新春4才牝馬特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の雛菊特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月24日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

7月10日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のパワーバーストに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月12日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の夕顔特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のカンナ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスティーシーズンを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアオイコマヨシを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月16日、中2週で迎えた10戦目は、こいぬ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミリオンヒットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた11戦目は、リエンダ賞（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた12戦目は、秋嶺賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦3勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

4歳（2001年）

7月13日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦3勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた14戦目は、いて座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた15戦目は、江戸川区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で張田京騎手（14戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったオーミヤボレロに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で張田京騎手（15戦3勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた18戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般B2 B3（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。