マヤノパワフル（2002年生、母ビーマイコンキスタドール）

マヤノパワフル（2002年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時10歳）と交配したビーマイコンキスタドールが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、地方26戦6勝2着3回。2005年ののじぎく賞(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2004年）

8月13日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビザンスピードに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキヌガサアジュディを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

10月27日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

3歳（2005年）

5月5日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモプロムナードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた7戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で永島太郎騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエイユーラブリーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた8戦目は、大晦日特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で永島太郎騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4歳（2006年）

10月19日、約9か月半の休み明けで迎えた9戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サンダークラップに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月7日、中2週で迎えた10戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた11戦目は、田能特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイゴフウジンに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスーパーデュラブに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2007年）

1月24日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシネマイネルラヴに1馬身1/4の差をつけて5勝目をつかんだ。

3月28日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松平幸秀騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月16日、中6週で迎えた17戦目は、4歳以上A2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松平幸秀騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で松平幸秀騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上A2二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松平幸秀騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコパケンサンバに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、牝馬限定のハンデ戦のサマークイーン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松平幸秀騎手（11戦4勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月26日、中7週で迎えた21戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松平幸秀騎手（12戦4勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で松平幸秀騎手（13戦4勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月21日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上A2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で松平幸秀騎手（14戦4勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

12月19日、中3週で迎えた24戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で松平幸秀騎手（15戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6歳（2008年）

1月22日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で松平幸秀騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた26戦目は、まねき馬倶楽部in園田（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で松平幸秀騎手（17戦4勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。