ダイメイリリー（2005年生、母アスターリリー）

ダイメイリリー（2005年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時10歳）と交配したアスターリリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はかみむら牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の一般C12。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月17日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

6月25日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた5戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C28（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリノオーガストからアタマ差の2着に甘んじた。

10月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、神無月杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオジロからハナ差の2着に甘んじた。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、磯どり特設（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウベストに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月20日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って16着に終わった。

4歳（2009年）

2月10日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、一般C27（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイブルマリヒサから5馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノコマチに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、お彼岸特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（6戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイプルゴゼンから6馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイオトシに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（8戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた16戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアカヤネに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（9戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた18戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月9日、中4週で迎えた19戦目は、天の川特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた20戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた21戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。