エイブルマリヒサ（2005年生、母マリヒサ）

エイブルマリヒサ（2005年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミレニアムバイオ（当時7歳）と交配したマリヒサが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方19戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C14。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

7月6日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2009年）

2月10日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C27（荒尾ダート950m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイメイリリーに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月25日、中1週で迎えた5戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた6戦目は、沈丁花特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノレインボーに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

3月29日、中2週で迎えた7戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルファイファンに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月27日、中4週で迎えた9戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林陽介騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノカミに3馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林陽介騎手（5戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダールシデスからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2010年）

3月2日、約8か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C26（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で林陽介騎手（6戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフラタニティに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月27日、中3週で迎えた12戦目は、荒尾ふれあい朝市会賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で林陽介騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウアスナロに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で林陽介騎手（8戦5勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンパキラに半馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、伊織のDCマジ最高!杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で林陽介騎手（9戦6勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた15戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で林陽介騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、アイチャンカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で林陽介騎手（11戦6勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリスターに2馬身半の差をつけて8勝目を掴み取った。

10月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、一般C18（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で林陽介騎手（12戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェスティヴコナンから約12馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で林陽介騎手（13戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムハクリュウに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月3日、中3週で迎えた19戦目は、いて座特選（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で林陽介騎手（14戦8勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた20戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、アフロディテ賞（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月23日、連闘で迎えた21戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイオトシから3/4馬身差の2着となった。

6歳（2011年）

1月14日、中2週で迎えた22戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。