テイエムハクリュウ（2007年生、母ハッピースキャット）

テイエムハクリュウ（2007年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋白竜」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時9歳）と交配したハッピースキャットが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方15戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

9月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は550kg。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

12月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

3歳（2010年）

3月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/重）に出走。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて17着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた8戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイヤサカに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月18日、中2週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C17（荒尾ダート950m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた12戦目は、ホークス杯（企）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、マコトウルフカオス杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月5日、中0週で迎えた14戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C21（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた15戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、フレフレ鮫島藤村送別会記念（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月1日、連闘で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた17戦目は、ヴァーサス杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイブルマリヒサから9馬身差の2着となった。

11月12日、連闘で迎えた19戦目は、あずにゃんカワイイデスヨ杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバースパークから2馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、おにぎり賞（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、順正荒尾競馬場来場記念（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、一般C19（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2011年）

1月8日、連闘で迎えた23戦目は、しんえもん☆にゃにゃみん杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。