シゲルファイファン（2005年生、母ディアブロメガミ）

シゲルファイファン（2005年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋憧れる（タイ語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時16歳）と交配したディアブロメガミが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地5戦0勝、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月22日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず14着に終わった。

3歳（2008年）

5月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムコテングに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月13日、中6週で迎えた7戦目は、一般C26（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノスエヒロガリに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルレーヴから3/4馬身差の2着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、頑張れ!!ジョッキーズ（第3戦）（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノコマチから1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた13戦目は、頑張れ荒尾トータリゼータ杯（荒尾ダート950m 晴/重）に出走。鞍上は田中良明騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C14（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノマジカルに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダールシデスから1馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた17戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月3日、中1週で迎えた18戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（5戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C11（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（7戦3勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた23戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイブルマリヒサから7馬身差の2着となった。

5月2日、中0週で迎えた24戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（9戦3勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた25戦目は、三宅和昭勇退特別記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた26戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに2馬身半の差をつけて優勝

6月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C10（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルークマモトから1馬身半差の2着となった。