スガノスキャン（2002年生、母ナカミスターチス）

Sugano Scan

2002.05.11

スガノスキャン（2002年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時14歳）と交配したナカミスターチスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、地方15戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 15戦1勝 [1-0-1-13/15]
• 総賞金 国内: 146万円
• 生年月日: 2002年5月11日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 黒鹿毛
• 厩舎: 鈴木敏一 川崎
• 馬主: 菅原光太郎
• 生産者: モリナガファーム
• セール落札価格: 525万円; 北海道オータムセール サラブレッド 1歳
• 抹消情報: 地方：2007年4月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: クビ

ベストレース

• レース名: 2歳
• 日付/馬齢: 2004年10月19日/2歳
• コース: 川崎ダート900m 左
• 着順: 3着
• 人気: 7番人気
• 馬番/頭数: 6番/11頭
• 天候: 雨 15.9℃
• 馬場状態/馬場速度: 重/極速
• レースラップ: 平均=12.2/ラスト=13.0
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 4-4-2
• 馬体重 増減: 414kg -4
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 今野忠成 53.0kg

血統

概要

母のナカミスターチスは中央平地6戦0勝。祖母のナカミサファイヤは中央平地12戦2勝2着7回。曾祖母のトシマサントスは中央平地10戦1勝2着1回。父のスキャンは海外G1・2勝（米国ダ[2勝]）。

近親馬

• • 半叔母: ナカミジュリアン 1984/JPN/モガミ
  ナカミジュリアン
• • 半従弟: フリソ 2006/JPN/ゴールドアリュール
  フリソ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	6*7×7*7	3.9%
き	Fairway＝Pharos	7*7×6*7*7	4.68%
き	Sickle＝Pharamond	7*7×7	2.34%
きM	Sweet Lavender＝Rose Red	6*7	2.34%
牡	Round Table	4×4	12.5%
牡	Nasrullah	5×6	4.68%
牡	Johnstown	6×5	4.68%
牡	Nearco	6*6×6*7	5.46%
牡	Menow	6×6	3.12%
牡	Prince Rose	6×6*7	3.9%
牡	Blenheim	7×7	1.56%
牡	Hyperion	7×7	1.56%
牡S	Native Dancer	4*6	7.81%
牡S	Teddy	6*7	2.34%
牡S	Blue Larkspur	7*7	1.56%
牡M	Son-in-Law	6*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Mr. Prospector 1970 （USA）		Raise a Native 1961 （USA）	Native Dancer	Polynesian
				Geisha
			Raise You	Case Ace
				Lady Glory
		Gold Digger 1962 （USA）	Nashua	Nasrullah
				Segula
父 スキャン 1988 （USA）			Sequence	Count Fleet
				Miss Dogwood
		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
父の母 Video 1983 （USA）			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Foreseer 1969 （USA）	Round Table	Princequillo
				Knights Daughter
			Regal Gleam	Hail to Reason
				Miz Carol
母の父 サテインゴ 1970 （GB）		Petingo 1965 （GB）	Petition	Fair Trial
				Art Paper
			Alcazar	Alycidon
				Quarterdeck
		Saquebute 1961 （FR）	Klairon	Clarion
				Kalmia
母 ナカミスターチス 1982 （JPN）			Synaldo	Tantieme
				Stratonice
		ボールドリツク 1961 （USA）	Round Table	Princequillo
				Knights Daughter
母の母 ナカミサファイヤ 1976 （JPN）			Two Cities	Johnstown
				Vienna
		トシマサントス 1969 （JPN）	ムーテイエ	Sicambre
				Ballynash
			シスターサリー	Epigram
				Old Sarah

血統分類

• サイアーライン: ミスタープロスペクター系
• ファミリーナンバー: 1-l

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2005/12/21 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	フェアリーウイング 8.0	11 / 11	8枠 11番	今野忠成	55kg		8人	11-11-11-11	44.5 / 40.7	441	+10
2005/07/28 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	トキノフレンチ 1.4	5 / 11	4枠 4番	一ノ瀬亨	55kg		4人	1-1-1-3	39.5 / 40.6	431	0
2005/07/06 川崎	ダ1400m 不 曇	3歳	(アイアイポセイドン) -0.1	1 / 8	5枠 5番	一ノ瀬亨	55kg		8人	2-2-2-2	41.1 / 38.7	431	+3
2005/06/13 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	レオマサムネ 3.6	10 / 11	2枠 2番	今野忠成	54kg		7人	10-10-9-8	42.7 / 40.6	428	+10
2005/05/25 川崎	ダ1400m 重 晴	3歳	アイメイク 1.3	6 / 11	1枠 1番	今野忠成	54kg		11人	11-11-11-11	40.6 / 41.4	418	0
2005/05/03 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	ナインポイントワン 2.3	8 / 9	4枠 4番	今野忠成	54kg		9人	9-7-8-8	40.3 / 42.5	418	-2
2005/04/20 川崎	ダ1400m 重 雨	3歳	ワレンダーヒル 2.8	9 / 10	7枠 7番	今野忠成	54kg		8人	10-10-10-10	42.4 / 40.5	420	-3
2005/03/30 川崎	ダ1400m 重 晴	3歳	サイマルタシュ 2.5	7 / 11	7枠 9番	今野忠成	54kg		6人	10-10-8-6	42.4 / 40.5	423	+1
2005/02/25 川崎	ダ1400m 不 曇	3歳	ロイヤルオー 4.7	11 / 12	8枠 11番	今野忠成	54kg		8人	4-7-9-11	43.3 / 38.7	422	+6
2005/02/10 川崎	ダ1400m 稍 晴	3歳	ゴールドチャペル 2.4	11 / 12	1枠 1番	今野忠成	54kg		7人	9-8-12-11	42.3 / 41.4	416	-2
2005/01/27 川崎	ダ1400m 重 曇	3歳	フェアモントドバイ 1.3	6 / 11	7枠 8番	桑島孝春	54kg		10人	11-11-11-11	40.3 / 41.3	418	+6
2004/12/24 川崎	ダ1400m 良 曇	2歳	ディアーラブ 2.0	11 / 12	5枠 6番	今野忠成	53kg		8人	12-12-11-10	41.5 / 41.7	412	-4
2004/11/24 川崎	ダ1400m 稍 晴	2歳	シャンハイギャル 1.4	6 / 10	2枠 2番	今野忠成	53kg		10人	9-9-7-8	40.6 / 40.2	416	+2
2004/10/19 川崎	ダ900m 重 雨	2歳	シャドウパンチ 0.2	3 / 11	6枠 6番	今野忠成	53kg		7人	4-4-2	38.5 / 37.0	414	-4
2004/10/07 川崎	ダ1400m 稍 晴	2歳	カイソクマッハ 4.7	6 / 9	5枠 5番	今野忠成	53kg		7人	5-7-7-6	42.2 / 40.1	418	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、モリナガファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、モリナガファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、菅原光太郎によって525万円で落札された。

鈴木敏一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2004年）

10月7日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は418kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月24日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3歳（2005年）

1月27日、中4週で迎えた5戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（9戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた13戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイアイポセイドンを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

12月21日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（11戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。