アイアイポセイドン（2002年生、母アイアイカウンテス）

アイアイポセイドン（2002年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時17歳）と交配したアイアイカウンテスが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ノースガーデン。戦績は、地方31戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノースガーデンから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高月由次厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2005年）

6月13日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトキノフレンチに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、スガノスキャンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のスーパーリンドウをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のヒロミチャンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月14日、中4週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた7戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4歳（2006年）

1月26日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は金子正彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るネローリを上がり1位タイの末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

2月22日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、エスエスナイトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2二三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ベンテンリュウコーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

5月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2三四（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、トウカイタイヨウに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で金子正彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

11月3日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、netkeiba.com賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2二三（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

12月19日、連闘で迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5歳（2007年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12 13（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月1日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2九十（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

3月1日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったシルバーパラダイスに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

4月12日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2-10 11 12（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなり緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた29戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた30戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、はまなす特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、芙蓉特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。