ハヤテリッチマン（1997年生、母ダイドウヒカリ）

ハヤテリッチマン（1997年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のミスターヨシゼン（当時13歳）と交配したダイドウヒカリが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は京野清成。戦績は、地方27戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系一般C2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、京野清成から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、京野清成から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、石川県馬主協会によって472.5万円で落札された。

山田桓祝厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1999年）

11月1日、デビュー戦は渡辺壮騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は487kg。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フライトガイに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた4戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3歳（2000年）

4月3日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg戻して迎えた7戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるワイエスホーマを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシマユウスターを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月31日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アラタマサクラにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月12日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4歳（2001年）

4月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山中利夫騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月8日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山中利夫騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山中利夫騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で山中利夫騎手（13戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山中利夫騎手（14戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で山中利夫騎手（15戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で山中利夫騎手（16戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で山中利夫騎手（17戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタカノリッチを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で山中利夫騎手（18戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に敗れた。