パークスヒカリ（1993年生、母パーソギフト）

Parks Hikari

1993.03.21

パークスヒカリ（1993年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時8歳）と交配したパーソギフトが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川 隆則。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

9月18日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸びを見せたが、伸びてきたフジノミドリ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中勝春騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウキョウオンドに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下の3歳抽せん馬特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中勝春騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（1996年）

2月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 小雪/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノリュウオーを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

3月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（6戦2勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた9戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 曇/重）に出走。17頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

9月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（7戦2勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の六社特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。