ハイアロー（1987年生、母アローガール）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月6日、デビュー戦は蛯名信広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

7月1日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のハイパーアクティブを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺島祐治騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のモガミノルウェーを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

9月8日、中4週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のながつき賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名信広騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名信広騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のトウショウジューザに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1991年）

4月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、春風ステークス（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名信広騎手（5戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、箱根ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯名信広騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

5月18日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の府中ステークス（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で蛯名信広騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

6月8日、中2週で迎えた11戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名信広騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月13日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の弥彦特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で蛯名信広騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、イナリライコウにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の加治川特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯名信広騎手（10戦2勝）。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のシルクガールを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月8日、中5週で迎えた14戦目は、ハンデG3の京王杯オータムハンデキャップ（中山芝1600m 外回り曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で蛯名信広騎手（11戦3勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた15戦目は、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で蛯名信広騎手（12戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた16戦目は、奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で蛯名信広騎手（13戦3勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（1992年）

6月14日、約8か月の休養明けで迎えた17戦目は、フリーウェイステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で蛯名信広騎手（14戦3勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

7月4日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦のTUF杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で蛯名信広騎手（15戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月9日、中4週で迎えた19戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は寺島祐治騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

9月26日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のセプテンバーステークス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名信広騎手（16戦3勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた21戦目は、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名信広騎手（17戦3勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの多摩川ステークス（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた23戦目は、仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

6歳（1993年）

10月6日、約10か月の休み明けで迎えた24戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、二荒賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた26戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、織姫賞（足利ダート1900m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた27戦目は、天馬特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた28戦目は、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（1994年）

1月10日、中1週で迎えた29戦目は、初夢特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた30戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、チドリ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシムラウイングをハナ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

2月23日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、白梅特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月6日、中5週で迎えた32戦目は、春風特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた33戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、八汐賞（宇都宮ダート2000m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、草雲特別（足利ダート1700m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月11日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、葉月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。