スイートコリーヌ（2008年生、母スイートミーシャ）

スイートコリーヌ（2008年2月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋丘（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したスイートミーシャが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2011年の一般C2九十十一。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

1月10日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月6日、中3週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4月2日、中7週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

10月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネトシスインガーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のコスモス賞（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた7戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた8戦目は、頑張れ!!ケンケン生誕祭（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のディアテイスティーに2馬身半の差をつけて優勝

4歳（2012年）

6月16日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。