カネトシスインガー（2008年生、母ウインデンファーレ）

カネトシスインガー（2008年6月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋活動的な人」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時10歳）と交配したウインデンファーレが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方44戦10勝2着9回。主な勝ち鞍は2014年の小田原市特別(一般B2二 B3一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、兼松利男によって630万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

10月30日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

3歳（2011年）

3月19日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月5日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアザヤカサクラに半馬身届かず2着となった。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオーガストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったディーズバーニングに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月4日、中6週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、伸びてきたスイートコリーヌ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（2012年）

1月6日、中2週で迎えた11戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のミラクルレインボーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十二十三（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十四十五十六（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のイントゥルーダーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月11日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2六七（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスモトヒメサンを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月12日、中3週で迎えた18戦目は、緑風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた19戦目は、金目川特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リビングレジェンドにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月24日、中2週で迎えた20戦目は、高草木先生いつもありがとう記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメディオセントロを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

8月21日、中3週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で真島大輔騎手（10戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のマイネジェシカを半馬身振り切って5勝目を手中に収めた。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島大輔騎手（11戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月17日、中4週で迎えた23戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で真島大輔騎手（12戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月21日、中8週で迎えた24戦目は、ホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で真島大輔騎手（13戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で真島大輔騎手（14戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、アヤナミに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中3週で迎えた26戦目は、神奈川県馬主協会賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で真島大輔騎手（15戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で真島大輔騎手（16戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったブルーベストに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中4週で迎えた28戦目は、船橋競馬名物!田久保もつ焼き5賞（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で真島大輔騎手（17戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のヤマニンプレッジに6馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

4月18日、中1週で迎えた29戦目は、春眠特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で真島大輔騎手（18戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るナイトホークスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月21日、中4週で迎えた30戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で真島大輔騎手（19戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた31戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、ジューンスター賞（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた32戦目は、海開き特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（20戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルエースを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

7月26日、中2週で迎えた33戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（21戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイタッチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて9勝目を収める

8月21日、中3週で迎えた34戦目は、星月夜特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（22戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた35戦目は、神奈川宿特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（23戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた36戦目は、サンタクロース特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（24戦9勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

6歳（2014年）

1月2日、中1週で迎えた37戦目は、初富士賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（25戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

1月27日、中3週で迎えた38戦目は、睦月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（26戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

3月6日、中4週で迎えた39戦目は、梅見月特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（27戦9勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた40戦目は、花まつり特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（28戦9勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた41戦目は、若草特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島大輔騎手（29戦9勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったテラザホープに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5月23日、中4週で迎えた42戦目は、小田原市特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で真島大輔騎手（30戦9勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のクラカルメンに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月11日、中2週で迎えた43戦目は、入梅特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で真島大輔騎手（31戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた44戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた45戦目は、藤沢市特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（32戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったグラッツェーラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月20日、中3週で迎えた46戦目は、夏だ!!プールだ!!よみうりランド賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（33戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた47戦目は、初秋特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（34戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフレンチにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた48戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（35戦10勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。